ブログを開設したら驚いた

ブログを開設してみたら、まったく知らない世界でした。そんな毎日を紹介します。

【Google】ただの広告屋さんが社会のニーズを独占する未来は不幸なのか? 

「もはやGAFAは国家だ」というニュースを2020年の初めに見ました。

普段、Googleを使うのは毎日の検索ぐらいでしたので、私はピンときませんでした。

ただ、ブログを始めてからは、GoogleアナリティクスやGoogle Search Consoleを使い始め、生活に忍び寄ってきた感じがします。

 

Googleの未来

2019年のGoogleの決算を見ますと売上が450億ドルでそのほどんどが広告でした。

つまりGoogleは「広告屋さん」という認識でよいと思いますが、念のために2つの記事を読んでみました。

 

① グーグルCEO、15周年を迎えた「Google マップ」の未来を語る(2020)

wired.jp

 

Googleの現在と未来:Google Marketing Live 2019より(2019)

unyoo.jp

2つを読んでみて結論から言いますと、「これからもAIとARをがんばるよ」という内容でした。

 

なんで頑張るのかというと、広告の売り上げが伸びるからでしょうね。

広告を出す側はAIとARに頼り、消費される側もAIとARに頼る。そして、そのAIとARを作るのはGoogle本人。

 

つまり消費や労働に関する価値観は完全にGoogleに支配される訳ですね。

 

でも、これって不幸なんですかね?

悪くないと思いますよ。

 

 問題は独占と独占を恐れる心

悪くないという根拠は、自分の価値観が常に他者から作られているからです。

小学生時代からを考えても、常に価値観を決めるようなインフルエンサーは周囲にいましたし、私にとってはTVや雑誌もそうでした。

これからはそれがGoogleになるだけです。

 

自分の価値観は自分で決めるものだという青臭い感覚もありますが、

誰かの作った価値観にすりよるからこそ、人間の社会が形成されているという側面もありますよね。

人間も生き物ですから、「群れ」の生態があるはずです。以前、生物の「群れ」をシミュレーションできるボイド理論について記述したことを思いだします。

shigehara-nishiki.hatenablog.com

 

Googleのスローガンには「邪悪になるな (Don't be evil.)」というのがあると聞きます。

 

独占にまつわる問題の根源はすべてここですので

悪くない社会を作るために健全性を維持だけには気を付けてほしいですね。

 

まとめ;

Googleに支配されるとかAIに支配されるとか、そんなに恐れることもないと思います。